アイドル見るのが呼吸

アイドル見ることが呼吸みたいなもんっす ときめき宣伝部 私立恵比寿中学 3Bjunior 乃木坂46

朝井リョウの小説「武道館」はまるで漂白された月9ドラマのような薄っぺらさ

今頃になってやっと朝井リョウの「武道館」を読みました

アイドルを題材にした一部で話題になった小説です

今度Juice=Juice主演でドラマ化されるとかなんとか 凄いですね~

 

で カツオさんが内容に激怒していますが

ぼくも概ね同じ意見です この小説は酷すぎます笑

 

この小説がどうして駄目なのか詳しく書きますね

 

ざっくり言うとこの小説は「アイドルが恋愛したっていいじゃない」

しかメッセージがありません 他に何もありません ペラッペラです

 

アイドルグループを辞める子を囲んでメンバーが泣いてるシーンから始まります

カメラがストップした瞬間にみんな泣き止んで「実際は仲良しなんて嘘だよ」を表現するのですが ”リアルな描写”はここまで

 

あとは全部ファンタジーの世界です 

ライトノベルの世界に突入

 

良心的なファン ファンに心から感謝する主人公

特に握手会などの現実は描かれない 悪役は全てネットの炎上だけ…

 

握手会のループ厨を影でバカにするアイドルとか

もっと深く切り込むのかと思いきや 

まるでフジテレビのドラマのような漂白された世界

 

一番ありえねーと思ったのは 主人公と幼なじみです

あまりにも善人すぎるだろ笑 今時こんな高校生いるかっつーの

 

主人公は超性格良いアイドル その彼氏は幼なじみの剣道部の超いい奴

少女漫画じゃないんだから…

 

 

 

でもね アイドル題材にしたアニメだの小説だの 

つまらない原因は 他にあるんですよ

 

そもそも本当のドラマはアイドル側の内部ではなく

こっち(ドルオタ)側にあるんです

 

本当の狂った部分とか熱い部分とか こっち(ファン)にあるんです

マグマのように煮えたぎった思いはファン側にあり

こっちが本当のクールジャパンなのです それが本質

 

だからアイドルの内部を題材にした時点でペラッペラなのは確定なのです

 

 

じゃあ自分ならどんな小説にするか?

ぼくなら冴えない中年ドルヲタを主人公にします 主人公はレス厨や認知厨が嫌い

そして典型的な病んでるループ厨と対立する

 

しかし推してるメンバーは被り 

心のどこかで繋がっている…

とかドラマになると思いませんか?

 

 

 

ちなみにドルオタ側を描いた素晴らしい小説はあります

綿矢りさの「蹴りたい背中」です

まあちょっと違いますが こっちのほうが遥かに文学的です 

この頃の綿矢りさは天才だった

 

 

 

 

たぶん「武道館」を書いた朝井リョウ君はアイドルに救われた経験が無いんですよ

炎上事件とかソッチに目が行く時点でネットで叩いてる人と変わらない

文学とは本来 その外側を描く立場なのに

 

「ぼくはアイドルが恋愛をしても何ともないんだぞうぅぅ!!」

言っとくけど

別にあなたを調子に乗らすためにアイドルが事件起こしてるわけじゃないよ?

まっせいぜい頑張れ朝井リョウクン