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アイドル見るのが呼吸

アイドル見ることが呼吸みたいなもんっす ももいろクローバーZ 私立恵比寿中学 3Bjunior ハロプロ

私立恵比寿中学「穴空」は過去最高の傑作アルバム

ももクロ妹分 私立恵比寿中学のアルバムニューアルバムが発売されました

 

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私立恵比寿中学の三枚目のアルバムです 穴空と書いてアナーキーと読みます

私立恵比寿中学はファーストアルバム中人 セカンドアルバム金八と

「確かにいいっちゃいいけど褒めすぎじゃございませんかぁ?」という

なんかビミョーなアルバムを出し続けていました

 

なぜ微妙かと言えば中人も金八も「良い曲もあるけどアルバムとしてどうなのか」

と突っ込みたくなる内容なのだ 簡単にいえば通して聴く気にはならない

それはももいろクローバーZのファーストアルバム「バトルアンドロマンス」も

ちょっとあるかもしれない(だから振り返ってみると当時ももクロにピンと来なかった人の気持もわかる)

 

結論から言うと今回の私立恵比寿中学の穴空はアルバムとして素晴らしい

過去最高のアルバムです 

 

1曲目の埋めてあげたいはドラマCDになってます(金八もそうだったよね)

意味不明の内容で4分間 後半盛り上がり2曲目のゼッテーアナーキに繋がる…

MVで聴くと微妙なゼッテーアナーキがアルバムだとアガるようになってる

 

なので 元々ゼッテーアナーキが好きな人は凄いことになる

で 3曲目モラトリアム中学生 4曲目ポップコーントーン 5曲目面皰…

 

5曲目まで総て生演奏の贅沢に作られたサウンドで統一されてる

 

その他も生演奏曲が多く 打ち込みサウンドがくると「おや?」と思ってしまうほど

お金をかけ贅沢に作られているアルバムです(ストリングスまで入ってる曲が多い) 音も良い 楽器の音も重い

 

そしてアルバムオリジナル曲の9曲目「ミッションサバイバー」はボカロっぽい曲

14曲目の「全力ランナー」はまんま乃木坂46(作曲家が同じ)

”いかにもエビ中” 以外の曲も入れて一般層にも届くように考えられてる

 

今まのでアルバムにもそういった曲があったかもしれないが 今回は出来がいいのだ

「全力ランナー」は次の「スーパーヒーロー」に繋がる楽曲で これまた

スーパーヒーロー嫌いだった人の再評価にも繋がる見事な曲順

 

なんといっても16曲目の参枚目のタフガキ これは素晴らしいです

泣ける感動笑える のエビ中から脱皮するために カッコイイ曲で終わらせている

 

スルスルと耳に入り 途中で終わらすこと無く最後まで綺麗に聴ける構成になってる

傑作としかいいようがない…と言いたい所なんですが

 

このアルバムは二面性を持っています

 

1曲目から2曲目のゼッテーアナーキは素晴らしいけど 本当にゼッテーアナーキでいいのか?あと一歩カッコイイ曲で行けたんじゃないのか?おふざけを完全に消すべきじゃなかったか?(この繋ぎで真面目なのきたら更にアガったはず) つーか2曲目モラトリアム中学生のほうが盛り上がんじゃね? 

と少し思ってしまう

 

良いアルバムなのになんか物足りなく感じてしまう その原因は

全体的にリリック(歌詞)が微妙なんですよ

ポップコーントーンやナチュメロらんでぶー 確かにいい曲ですが歌詞が入ってこない

フックが足りない 一番酷いのは夏だぜジョニーだろう

 

逆にリリックがとんでもなく素晴らしい曲は「モラトリアム中学生」です

この曲はフックの塊みたいな曲で 凄まじいです

この気持まるで素数 絶対に割り切れないよ(えたにてぃー)

秘密の方程式 私だけにこっそりと耳打ちして

 ↑とくにこのへんとか (えたにてぃーの部分が特にいいんだけどさ)

居残り授業 君と二人 答え合わせをしたい

↑こことか めっちゃ好きだし

すっごい頭に残るじゃないですが歌詞が全部 

(つか 作詞作曲した尾形回帰って何者なの?)

 

モラトリアム中学生のリリックが突出し過ぎて それに他の曲が釣り合ってない

そもそもモラトリアム中学生は曲としても素晴らしい この曲は「ざわざわ」などの

ギャグを消してマッシュアップすれば号泣必須の感動作に化ける

 

このモラトリアム中学生 ”ロックというよりは ややビジュアル系より”だと思う

 

ももクロはビジュアル系よりで大真面目な「ウィアーボーン」を勝負曲に持ってきた

一方エビ中は(尾形回帰はたまたま選ばれた人だけど)ややV系よりの曲で来たけど惜しいことに…少しギャグテイストにしちゃった…

 

もしエビ中もウィアーボーンのような大真面目な歌詞で行けばとんでもないアルバムになってたと思う 本当に惜しい

 

9曲目ミッションサバイバーと14曲目全力ランナー

こういった”普通のアイドル曲”がアリなら もっと冒険できたんじゃないの?

と思ってしまうのだ これがアリなら エビ中らしさにこだわらなくてよかったんじゃね?…と

 

もっと突っ込むなら

 

もし「エビ中らしさ」が本当にあるのなら 殆ど乃木坂っぽい「全力ランナー」で

エビ中と今時のアイドルソングの化学反応が起きて面白くなるはず

それなのに ただエビ中が乃木坂を歌ってるだけで何の面白味もない のだ

 

この ほぼ乃木坂46の「全力ランナー」のせいで「エビ中らしさ」なんてものは実は

存在せず 幻だったのでは?とボロボロ幻想が崩れてゆく…

この曲で私立恵比寿中学の限界が見えてしまっている

(歌唱力が無いとも言える)

 

極めつけは6曲目の出席番号の歌その2

この曲は最高であり最低 なぜ三枚目のアルバムで今更出席番号の歌を入れるんだ!

まさに前山田健一の呪縛である 呪縛から逃れられてない笑 

 

この呪いがあるからエビ中は永久に一般受けは無理で ブレイクは無理だと言える

前山田健一の呪いがあるからスタッフは冒険もできずに ライブで盛り上がるのは

「えびぞりダイアモンド!!」「MX」なのが目に見えてる

(今後はたむらぱんの呪縛に変わりそうだけど…)

 

 

 

 

 

 

それでも今回のアルバムは素晴らしい 中人金八とは比べ物にならない傑作

なぜなら

 

このアルバムは ”音楽を好きになるアルバム”だからです

生バンド統一の1曲~5曲の流れは 他のアイドルグループには無理でしょう

「一部の人だけわかればいい」サブカル向けにもなっていない

 

ももクロのアマランサス白金ほどのレベルには達してない

このアルバムで音楽好きが大勢増えるほど 世の中甘くはない

素晴らしいけど それはエビ中ファン目線での話 一般受けはしない

それでも ここまでエビ中のスタッフが音楽に本気で向き合ってることに感動しました

 

このアルバムも 発売当時は騒がれるけど賞味期限が来たら忘れ去られ

エビ中も今後それほど売れないかもしれない

 

それでもこのアルバムを叩く気にはなれません 音楽が好きな人ほど好きになる名盤

このアルバムは胸を張って人に勧められるアルバムです